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特別養護老人ホーム サンクレール谷津

指田 芳樹
施設長

1997年、特別養護老人ホームの介護職員として入職。
その後、デイサービスセンターの生活相談員や特別養護老人ホーム4施設の生活相談員業務に従事。
2019年、特別養護老人ホーム 清山荘の施設長に着任。翌年、特別養護老人ホーム サンクレール谷津の施設長に着任。

  • ICT機器を導入し、職員にとってより働きやすい職場へ。

  • ―人材マネジメントで工夫をしている点は?

    全ての職員がベクトルを合わせて行動できるよう、目標を示し続けることが重要だと感じています。法人の基本理念「すべてのお客様に明るく健康で豊かな生活を」を実現するための行動について、毎日職員と確認を行いながら考え方や視点のブレを無くし、職員が同じ気持ちで仕事に取り組めるようにしています。
    また、交代勤務の為、毎日全ての職員と顔を合わせるわけではありませんが、悩みや困りごとがないか、必要な情報が行き届いているか、職員一人ひとりと直接確認する場を持つよう心掛けています。

  • ―職員の業務負担が多すぎないように工夫している点は?

    ICT機器を導入して職員の負担軽減に取り組んでいます。職員間の連絡はインカムを導入しており、一斉に発信することで職員を探す手間が省けたり、容易に情報共有が行える等職員の業務負担軽減につながる仕組みを取り入れています。
    また、入居者のベッドマットレスの下にセンサーを設置して、入居者の睡眠状態や体動(起上り、呼吸、心拍)を検知する機器も導入しています。人の力では取得することが困難なデータを容易に取得することができて、生活リズムの改善や健康状態の把握などに活用しています。

  • 職員のチームワークを強め、より最善のケアができる施設にしていきます。

  • ―夜勤回数の平均は何回ですか? 

    ユニットにより多少の違いはありますが、平均月4.3回程です。

  • ―残業は平均何時間程度でしょうか?

    介護職員は平均月12時間程、調理職員は平均月1~2時間程です。特定の職員に残業が偏ることが無いように、業務の振り分けを行っています。

  • ―日常業務で一番時間を割いていることは何ですか?

    介護現場の状況にアンテナを張ることです。そのために、日頃から職員の話を聞くことに時間をかけています。職員が話したくても話せない、相談したいけど相談できない、といったことがないように、介護現場に赴いて直接現場を確認しながら話を聞くようにしています。時には雑談もしながらお互いを理解することも必要です。
    職員一人ひとりがどのような考え方を持っているのか把握し、相手の立場に立って話を聞くように心掛けています。

  • コミュニケーションを大切に!強固な絆で前進して参ります。

  • ―今後5年間で施設をどんな施設にしていきたいですか?

    ソフト面では、お互いを理解し合い、強固な絆を築いてチームワークが発揮できる施設を目指していきたいと考えています。1+1が3にも4にも5にもなるようなチームが理想です。そのような仲間づくりを率先して行っていきたいと思います。
    ハード面では介護機器やICT機器の更なる活用を進め、業務負担を軽減しつつも、ご入居者様にとって最善のケアが行えるように取り組んでいきます。業務負担の軽減によって時間を創出し、よりご入居者様に寄り添ったケアの実施や、職員間のコミュニケーション量を増やしていきたいと思います。

ある日の施設長のスケジュール